徳洲会 呼吸器部会|取り組み|部会の取り組み

部会の取り組み

取り組み

取り組みMenu

部会の取り組み

2016年12月の時点で最新のデータとなる、厚生労働省「人口動態統計」によると、2014年の主要死因別死亡率は人口10万人対で悪性新生物が293.5人と第1位を占め、第2位の心疾患(157人/10万人)に大きな差をつけています。

そのような中で、肺がんの罹患率は、国立がん研究センターがん対策情報センターによる最新のデータ(2012年)では男性で3位、女性で第4位、男女計で第3位となっています。また、厚生労働省「人口動態統計」によると、肺がんは各種がんの部位別死亡率において2005年以降は第1位を占める極めて重要な疾患です。

肺がんの分野は化学療法(抗がん剤)、分子標的薬(EGFR遺伝子変異、ALK遺伝子転座、ROS1遺伝子転座など)、免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)などの進歩が著しく速く、エビデンスの収集と解釈が肝要になります。

更に、非癌疾患としては、間質性肺炎、呼吸管理(人工呼吸管理)、肺循環、睡眠時無呼吸症候群などの分野において、特に専門的な知識が必要となり、呼吸器専門医による診療が必須です。その他、喀血、気道熱傷、胸部外傷などは救急専門医や呼吸器外科、放射線科(IVR:interventional radiology)を含めた診療科を超えた協力が必要となります。

このように、多岐にわたると共に奥が深い呼吸器専門領域の理解を深め、互いの診療能力を向上させるために、徳洲会呼吸器部会では様々な施策を行っております。

年に2回、肺がん研究会と呼吸器部会症例検討会(学会形式)を開催し、肺がん診療における最先端の知見を得ると共に、各病院で経験した珍しい症例についての情報共有を通じたレベルアップを図るほか、間質性肺炎、呼吸管理、感染症などのミニレクチャー(教育講演)を企画する事で、徳洲会グループにおける呼吸器診療レベルが向上するように尽力しております。

更に、徳洲会グループには基礎医学を専門とする医師を擁する研究施設も複数あり、連携をとる事で新しい治療や創薬につなげると共に、内部の充実のみならず、グループ外の病院や大学、研究機関との連携を更に強化する事で、よりよい医療を提供できるよう、今後も邁進する所存です。