徳洲会 呼吸器部会|概要|呼吸器部会について

呼吸器部会について

呼吸器部会について

現在、徳洲会グループは日本国内に71の病院を有し、医師数3000名を超える医療集団として、日々の臨床で様々な疾患に苦しむ患者さんの治療を行っておりますが、呼吸器疾患が占める割合は外来・入院ともに高く、極めて重要な領域となっています。

本邦における死因の第1位である悪性新生物の中で肺がんは最多を占め、化学療法(抗がん剤)、分子標的薬(EGFR遺伝子変異、ALK遺伝子転座、ROS1遺伝子転座など)、免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬)などの進歩は著しく速く、肺癌診療ガイドラインの改訂も年を追うごとに間隔が短くなるなど、重要性が益々高まっています。

また、COPD、気管支喘息、呼吸器感染症などは患者数が多いため、総合内科・総合診療科での診療も行われていますが、間質性肺炎、呼吸管理(人工呼吸管理)、肺循環、睡眠時無呼吸症候群などの分野は特に専門的な知識が必要で、呼吸器専門医による診療が必須となります。その他、喀血、気道熱傷、胸部外傷などは救急専門医や呼吸器外科、放射線科(IVR:interventional radiology)を含めた複数の診療科が連携して診療に当たります。

このように、多岐にわたると共に奥が深い呼吸器専門領域における臨床・研究を推進し、大規模臨床試験などで得られた知見を適切に解釈、浸透させる事を目的として、平成27年7月に徳洲会呼吸器部会は設立されました。

呼吸器部会の目標は、「より質の高い呼吸器診療の提供」であり、徳洲会グループ病院の呼吸器診療レベルの向上によって、どの病院にかかっても質の高い均一な呼吸器診療が行えるように、医師、看護師、薬剤師、認定病理検査技師、臨床検査技師、診療放射線技師、治験コーディネーター(CRC)、医療ソーシャルワーカー(MSW)など多職種に対して教育・研鑽の場を設けております。

年に2回、肺がん研究会と呼吸器部会症例検討会(学会形式)を開催し、肺がん診療における最先端の知見を得ると共に、各病院で経験した珍しい症例についての情報共有を通じたレベルアップを図るほか、間質性肺炎、呼吸管理、感染症などのミニレクチャー(教育講演)を企画する事で、より深い学習効果を得られるよう、尽力しております。

更に、徳洲会グループ内部の充実のみならず、グループ外の病院や大学、研究機関との連携をこれまで以上に強化する事で、1人でも多くの患者さんが医学の進歩による恩恵を享受できる日が来るように、グループ一丸となって頑張っております。