徳洲会 呼吸器部会|体制|部会・各担当委員ご挨拶

部会・各担当委員ご挨拶

部会・各担当委員ご挨拶

学術企画委員長 ご挨拶

千葉西総合病院 呼吸器内科 岩瀬彰彦

千葉西総合病院、呼吸器内科の岩瀬彰彦です。このたび徳洲会グループ呼吸器部会のホームページを開設するにあたり僭越ですがご挨拶させていただくこととなりました。呼吸器疾患には肺癌、間質性肺炎をはじめ難治性疾患が多く含まれます。また高齢化社会を迎え肺炎、COPD、成人気管支喘息なども増加しており日常臨床におけるわれわれ呼吸器内科医の役割は大きくなっています。特に肺癌は難治がんの代表として悪性新生物の死亡第1位を占めていましたが、今世紀に入り癌の増殖におけるドライバー遺伝子の同定とそれに対する遺伝子治療が発見され大きなブレークスルーを迎えました。その後はドライバー遺伝子が次々と発見され治療のすそ野が格段に広がっています。腫瘍の血管増殖因子に対する阻害剤と抗がん剤との併用、腫瘍の免疫学的寛容機序から生まれた免疫チェックポイント阻害剤など私が肺癌診療に携わるようになった三十数年前とは名実ともに隔世の感があります。このような新たな局面を迎え、竹田初代部会長をはじめグループ内の呼吸器診療に携わる有志が集まり臨床研究や情報共有の場が生まれたのはまさにタイムリーな出来事でした。私もお声がけをいただきはせ参じた一人ですが、この会から情報発信させていただいたことで一人でも多くの方が呼吸器診療に興味を持っていただき、グループ内外から多くの仲間が集えればいいですね。今後も会の発展、徳洲会グループの呼吸器診療のさらなる充実のために皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

千葉西総合病院 呼吸器内科 岩瀬 彰彦

学際連携委員長 ご挨拶

湘南鎌倉総合病院 呼吸器外科部長 深井隆太

この度、瓜生部会長のご推挙で当部会の学際連携委員担当となりました、湘南鎌倉総合病院、呼吸器外科の深井隆太と申します。

呼吸器疾患の外科担当として、肺癌、気胸、縦隔腫瘍、膿胸などの診療をしております。卒後母校である順天堂大学や三井記念病院で呼吸器外科の経験を積み、2014年から湘南鎌倉総合病院にお世話になっています。肺癌は日本で最も患者さんの数が多い癌であり、呼吸器外科診療のニーズは増しています。

しかし、呼吸器外科専門医は全国で1,495名と決して多くありません。消化器外科専門医7,148名、心臓血管外科専門医2,214名と比べても少ないのが現状です。
当呼吸器部会は、内科と外科の垣根がなく、呼吸器を専門とする医師が、『目の前の患者さんの治療をどうするか』について、率直に意見を述べ合うことができる非常に貴重かつ重要な場を提供できる場所だと思います。

湘南鎌倉総合病院では、私と西田智喜先生の2名で呼吸器外科診療をしており、肺癌手術の多くは胸腔鏡下に施行しています。 また、葉山ハートセンターの飯田浩司先生と一緒に、異物を使用しない独自の漏斗胸手術(年間約30件)を行っています。

外科的な視点から、四役の一人として、呼吸器が専門でない臨床の先生方も含め、この呼吸器部会が皆さんの診療により役立つ機会となるようにしていきたいと思いますので、皆様どうかよろしくお願い申し上げます。

湘南鎌倉総合病院 呼吸器外科部長 深井隆太

初代学際連携委員長 ご挨拶

石垣島徳洲会病院 外科 池原康一

まず、徳洲会呼吸部会の運営にあたり、学際連携委員長として関わることが出来たことは、私自身にとってと有意義な経験であり、感謝いたします。普段は乳癌診療を中心とした一般外科として診療を行っておりますが、本会をとおして呼吸器疾患について学ぶ機会を得ることが出来ました。

特記すべきは、初代部会長である竹田先生をはじめ呼吸器専門医の先生方の臨床および研究に対する真摯な姿勢であり、非常に感銘を受けました。これまで徳洲会グループでは臨床に重きを置き、研究や学会活動などは軽視される傾向にあったように思います。しかし。本会では症例報告会を開催し、良性疾患から悪性疾患まで幅広く症例を持ち寄り、鋭い意見を交わしながら研鑽する良い機会となっています。また、臨床研究の報告や最新の研究などの講演会では悪性腫瘍に対する化学療法、分子標的薬剤、遺伝子解析による治療方法の細分化など、最先端の医療を学び共有する良い場となっていることを体感しました。

悪性腫瘍は日本人の二人に一人が罹患する疾患です。徳洲会グループとしてはそれに備える必要があります。本会のこの活動は徳洲会グループのオンコロジーに対する姿勢の変化の最初の一歩であると思います。多くの診療科に広がることを期待いたします。また本会がさらに発展するよう今後も応援し、私自身も研鑽させていただきます。微力ながら本会運営に関われがことを感謝いたします。ありがとうございました。

石垣島徳洲会病院 外科 池原 康一

教育研修委員長 ご挨拶

大隅鹿屋病院 内科 田村幸大

呼吸器部会教育研修委員長を務めさせていただいている大隅鹿屋病院の田村幸大です。 日頃は総合内科、腎臓内科をメインに診療しておりますが、そのような立場でなぜ教育研修委員長なのかと疑問に思われる方もおられることでしょう。初代部会長の竹田隆之先生から教育研修委員長への就任につき打診をいただいた際にも、自身でも「なぜ?もっと呼吸器専門の先生が良いのではないか」と思いました。

しかし、教育研修委員長に求められる役割、そして日々の診療での呼吸器疾患への関わりを考えている内に、「これはこれで良いのかもしれない」と思い教育研修委員長を務めさせていただいております。

ご存知の通り、徳洲会グループの各病院には多くの救急症例が受診します。通常の肺炎の他に間質性肺炎をはじめとするびまん性肺疾患、さらには救急搬送時の胸部CTがきっかけとなって肺結核や肺癌が見つかることもよく経験します。また、総合内科の外来には「息苦しい」という主訴でSpO2が正常の方が受診されます。心疾患であったり、高度の貧血であったり、労作時に急激に酸素化が悪化する間質性肺炎であったりと原因は様々です。COPDの方がきちんと診断されずに「フレイル」と言われ適切に治療されていないことも経験します。 そのような様々なケースに最初に遭遇する総合内科医や救急医が呼吸器疾患に対する理解を深めなければ、徳洲会グループ全体の診療能力の向上はないと気付きました。そして総合内科医の私だからこそ、呼吸器診療の場面で総合内科医が困っている点や勉強が不十分な点を理解し、勉強の機会を発信出来ることもあるのだと思います。

症例検討会では、毎回「奥深さ」の追求としての肺癌症例が多数発表され、その後の特別講演でも肺癌診療の最前線を知る機会に恵まれております。同時に各施設から治療に難渋した感染症症例やアレルギー性疾患などが発表され呼吸器専門医の視点から多くのコメントをいただけるという「広さ」も限りなく広がっております。

奥深さと広さの両立を目指した呼吸器部会が多くの皆様に役立つ情報を発信し、さらにはグループの枠をこえて活動が認知されるよう取り組んでいく所存です。 どうかよろしくお願い申し上げます。

大隅鹿屋病院 内科 田村 幸大

病理委員長 ご挨拶

湘南鎌倉総合病院 病理部 野口 雅之

湘南鎌倉総合病院病理部の野口雅之です。この度、瓜生(前)部会長のご推挙で、徳洲会グループ呼吸器部会の病理委員長を拝命いたしました。

私は筑波大学卒業後、国立がんセンター(当時)、さらに筑波大学と、合わせて40年間以上の間、肺癌病理医また研究者として過ごしてきました。2022年から徳洲会に関わらせていただいていますが、呼吸器部会という徳洲会系の呼吸器、特に肺癌を専門にする複数の病院の内科、外科が有機的に集う集まりを知り、大変刺激を受けました。また是非、1病理医として一緒に活動できたらと思っておりました。今回、このような形で呼吸器部会の中で活動できる機会を与えていただき大変感謝します。

ご存知のように、現在の肺癌診断・治療には適切な病理診断と病理材料を用いた遺伝子診断が欠かせません。一方で徳洲会に限らず、全国の病理医の数はまだまだ不足しており、診断の施設間不一致率を下げて、最良の治療をしていただくには問題が山積しています。これから、病理委員長として徳洲会の病院群が協力して質の高い病理診断を目指せる様に努力して参ります。また、肺癌病理研究についても複数の病院の若手が積極的に関われるように盛り上げていければと思っております。
微力ではありますが、今後も是非よろしくお願いします。

湘南鎌倉総合病院 病理部 野口 雅之

広報委員長 ご挨拶

湘南藤沢徳洲会病院 呼吸器内科 日比野真

この度、日比野部会長よりご推挙いただき、僭越ながら徳洲会グループ呼吸器部会の広報委員長に就任いたしました宇治徳洲会病院の千原佑介と申します。

私は徳洲会育ちではなく5年前に現在の宇治徳洲会病院に赴任致しました。初年度より週1回のwebでのキャンサーボードや年に2回の症例検討会に参加させていただいてき、当初よりどの先生方も新参者の私にも優しく接してくださったのを今でも覚えております。この呼吸器部会の強みは、呼吸器特有の穏やかな先生方が多く、非常に相談しやすい協力し合えるグループであるところだと感じています。

昨年度からは、瓜生前部会長を中心に徳洲会グループの膨大なDPCデータを活かした様々なreal world dataの報告などアカデミックな活動も増えており、また、今年度は、この部会を通してグループ共有のクリニカルパスつくりやデータ入力にも活用できる共通カルテも作成予定です。呼吸器部会の活動を通して各病院では難しいことも協力し合うことでより良いものを作ることができ、患者さんへ還元されていることを日々感じています。

若輩者ではありますが私もこの呼吸器部会がさらに発展するように、また徳洲会の外へも情報やエビデンスを発信できるように尽力していく所存です。
どうかよろしくお願い申し上げます。

宇治徳洲会病院 呼吸器内科 千原 佑介